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大阪電気通信大学のイベントにオリジナルゲームを出展しました

2025年8月9日、大阪電気通信大学寝屋川学舎にて開催された「寝屋川ゲームフェスティバル」において、ネヤガワドライビングスクールが自社開発したオリジナル交通安全ゲーム「走れメロン」を出展しました。

 

 

オリジナルゲームの特徴

このゲームは、太宰治による小説『走れメロス』に着想を得て制作されたオリジナル作品です。
教育目的のためのオマージュ作品であり、原作の一部を参考に構成しています。

 

童話のような世界観とキャラクターで子どもを惹きつける

親しみやすいストーリーとキャラクターたちが、物語の中で様々な「交通の約束」を教えてくれます。

 

「信号を守る」「ヘルメットをかぶる」「ライトをつける」が自然と身につく設計

物語の展開に沿って、交通ルールを守らないと困ったことが起きる場面が登場。子どもたち自身が“なぜ守るのか”を理解できる内容になっています。

「やらされる」ではなく「気づく」設計

押し付け型の指導ではなく、プレイヤー自身が主人公となって冒険する中で、「約束を守ることの意味」や「命の大切さ」を自然と感じ取れるストーリー構成です。

 

 

 

 

当日の様子

当日はネヤドラブースで約70名がゲームをプレーし、保護者を含めると約130名の来場がありました。

 

 

14時から行われたゲーム大会では、大阪電気通信大学の学生さんと指導員の稲岡が協力し、館内で2時間にわたり実況配信を行いながら大会を進行しました。

 

左:稲岡指導員(解説) 右:大阪電気通信大学 デジタルゲーム学科 川崎 奏茉さん(実況)

 

 

幅広い年齢層の参加者から好評をいただき、特に子どもたちの交通安全意識向上につながる有意義な機会となりました。

 

 

ゲームプロデューサー 稲岡指導員のメッセージ

私は指導員として30年間、数えきれないほど多くのライダーやドライバーと向き合ってきました。
二輪指導を担当している中で何度も耳にしたのが「ヘルメットを被っていたおかげで助かった」という話です。
バイク事故では、ヘルメットが命を守った例を何度も見聞きしてきました。

 

一方で、自転車の話となるとどうでしょう。

まだまだヘルメットを被る人は少ないのが現実です。

しかし事故の衝撃は、バイクと変わらず頭部に大きなダメージを与える可能性があります。
特に自転車に乗りはじめの子どもたちは、バランスを崩しやすく、転倒のリスクが高いものです。
たとえ低い速度でも、頭部を打てば命に関わることがあります。

 

私は、運転技術を教えるだけでなく、「命を守るために備えること」の大切さも伝えたい。
その第一歩が、自転車であっても必ずヘルメットを被るという習慣です。
一瞬の事故から大切な命を守るために。

 

これからも私は、その必要性を訴え続けていきたいと考えております。