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横浜市役所で開催のイベントにオリジナル交通安全ゲームを出展しました

2025年8月29日-31日まで横浜市役所アトリウムにて開催された「横浜eスポーツ大会 戦参〜SENZAN〜」において、ネヤガワドライビングスクールが自社開発したオリジナル交通安全ゲーム「走れメロン」を出展しました。

横浜eスポーツ大会 戦参〜SENZAN〜

 

オリジナルゲームの特徴

このゲームは、太宰治による小説『走れメロス』に着想を得て制作されたオリジナル作品です。
教育目的のためのオマージュ作品であり、原作の一部を参考に構成しています。

 

童話のような世界観とキャラクターで子どもを惹きつける

親しみやすいストーリーとキャラクターたちが、物語の中で様々な「交通の約束」を教えてくれます。

 

「信号を守る」「ヘルメットをかぶる」「ライトをつける」が自然と身につく設計

物語の展開に沿って、交通ルールを守らないと困ったことが起きる場面が登場。

子どもたち自身が“なぜ守るのか”を理解できる内容になっています。

「やらされる」ではなく「気づく」設計

押し付け型の指導ではなく、プレイヤー自身が主人公となって冒険する中で、「約束を守ることの意味」や「命の大切さ」を自然と感じ取れるストーリー構成です。

 

 


 

 

出展の経緯と背景

教習歴30年。数えきれないほどのライダーやドライバーに「子どもを守る運転」を伝えてきたネヤガワドライビングスクールの稲岡指導員。新たに挑戦したのは、ゲームを活用した交通安全教育です。

現在は、近隣小学校・幼稚園を中心に交通安全教室をボランティアで実施しておりますが、今後はこの活動を日本全国に広げていきたいと考えています。
遠く横浜まで足を運んだ稲岡指導員

 なぜゲームで交通安全啓発するのか?

私は指導員として30年間、数えきれないほど多くのライダーと向き合ってきました。
その中で何度も耳にしたのが「ヘルメットを被っていたおかげで助かった」という話です。
ヘルメット着用はバイクの交通事故による死亡率を劇的に低下させます。

 

一方で、自転車になるとどうでしょう。ヘルメット着用率はまだまだ低いのが実情です。
特に乗りはじめの子どもたちは、バランスを崩しやすく、転倒のリスクが高いものです。
たとえ低い速度でも、頭部を打てば命に関わることがあります。

しかし、子どもたちに直接伝える機会は限られていました。『どうすれば楽しく、自然にルールを覚えられるか』をずっと考えてきたんです。

あるとき、『子どもたちが夢中になれるのはゲームではないか』と閃きました。
そして外注ではなく、自分たちの手で一から制作しました。“命を守る学びは遊びの中からでも伝えられる”——その可能性に賭けたんです。

 

横浜で見た親子の学び

「子どもたちの安全をもっと広く伝えたい」――その思いが、横浜での出展につながりました。
ゲームを体験する子どもたちの後ろから、保護者が「赤信号、止まれ!」と声をかける光景がありました。子どもたちは振り返り、「お父さん・お母さんもやって!」と促します。親子で一緒に声を掛け合う姿を見て、手ごたえを感じました。

保護者からも「子どもと一緒に楽しくルールを学べる良い機会になりました」という感想が寄せられました。
今回の出展を通じ「ゲームを通じて、親子で楽しみながら学ぶ体験こそが、未来の命を守る力になる」と改めて実感しました。

30年の指導経験から生まれた挑戦

 今後の活動の展望

現在は、近隣小学校・幼稚園を中心に交通安全教室をボランティアで実施しており、
今後はお声がけいただければ全国出張対応する予定です!“命を守る文化”を広げていきたいと考えています。

 

自転車事故ゼロ社会を目指し、ヘルメット着用を“当たり前の文化”にする。
そのために、ゲームを武器に、全国各地の子どもたちと家庭に「安全の心」を届けていきます。
 
メディア関係者の皆様におかれましては、ぜひ本取り組みを取材していただければ幸いです。
この活動を広めるお手伝いにぜひご協力お願いいたします。
 

お問い合わせ先

所属部署:事業課 交通安全教育センター

担当者名:稲岡 正昭

連絡先:072-823-0011     

    m-inaoka@neyagawa-ds.co.jp