キャンセル待ちって何?
キャンセルによって空いた枠を受講するために順番待ちをすることを、キャンセル待ちと言います。
技能教習を受ける場合は、事前に予約が必要です。
しかし、当日何らかの都合により、教習をキャンセルする方がおられる場合もあります。
先着順で、キャンセル発生時に教習が受けられる
通常キャンセル待ちをすると、受付した方から順番に教習を受けることができます。
ただ、キャンセル待ちをしていても確実に教習の順番が回ってくるとは限りません。
キャンセル自体が少ない場合や受付した順番が遅かった場合など、せっかくキャンセル待ちをしても残念ながら受講できないこともあります。
予約できる確率が高いタイミングとは?
平日、土日祝の朝の教習
平日や土日祝でも朝一番にキャンセル待ちをすると、受講できる可能性は高くなります。
朝は寝坊したり交通の都合で遅れられたりと予約のキャンセルが多い傾向にあります。
そのため、朝の教習は狙い目です。
特に土日祝の昼から夕方は、休みの方が多いためキャンセルが出にくく、かつキャンセル待ちをされている方も多くなります。
できる限り朝一からの教習にキャンセル待ちをするのがおすすめです。
平日の夜の教習
朝の教習に比べると予約できる確率は低くはなりますが、仕事や予定が長引いてしまい、
予約した時間に受講できなくなった方がキャンセルされる場合があるため、平日の夜の教習もおすすめの時間帯です。
イベントの日、悪天候の日など
近くでお祭りやイベントのある日、雨風の強い悪天候の日もキャンセルが発生する可能性は高くなります。
あらかじめ近隣のイベントや天気予報をチェックして、上手にキャンセル待ちを利用してください。
ただし、悪天候の時は、くれぐれも無理しないように気をつけてください。
キャンセル待ちの注意点
いつ自分の順番がくるのかわからない
場合によっては数時間待つこともあります。
待ち時間を有効活用できるものを持参することをお勧めします。
教習所によっては、館内にWi-Fiや漫画コーナーが設備されていることもあります。
スマホ・パソコン・ゲームなどを持参したり、学科の勉強や学校の宿題、読書などをする方もいます。
何時間待っても乗車できない場合もあります
キャンセル待ちは、あらかじめ予約していた方が当日にキャンセルすることで、その枠に空きが出るシステムです。
もし、当日にキャンセルする方が一人もいなければ、早めにキャンセル待ちの受付をし、かつ何時間待ったとしても受講できない可能性があります。
技能教習の予約が取れないときはどうする?
技能教習の予約が取れないときは、学科教習をどんどん進めましょう。
技能教習と違い、学科教習は基本的に予約の必要がありません。
また、受講する学科の順番に決まりはないため、自分のスケジュールに合わせて受講しやすいのが特徴です。
学科教習を進めながら同時進行でキャンセル待ちをするのがおすすめです。
予約とキャンセル待ちを併用することが大切
事前に予約を抑えておくことはもちろん大事ですが、予約だけに頼ってしまうと1か月に数回しか乗れないということもありえます。
ですが、「キャンセル待ち」システム・ネット予約を使った当日予約などを、上手に活用・併用することで技能教習を予定よりもスムーズに進めることができる可能性は高くなります。