自動車や二輪車の運転を安全に行うためには、適切な服装が重要です。教習所での授業では、運転を妨げない動きやすい服装を選ぶことが大切です。

教習所での運転に最適な服装を選ぶことは、快適で安全な運転体験を得るうえで重要です。適切な服装を心がけることで、気持ちの良い環境で集中力を保ちながら運転に専念できます。

 

本記事では、四輪(クルマ)・二輪(バイク)それぞれの教習で適した服装とNG服装について詳しくご紹介します。

 

教習所での運転に最適な服装とは？

体を動かしやすい服装がおすすめ

まず何より動きやすさが重要です。ゆとりのある服装を選び、窮屈さを感じないようにしましょう。運転時には体を大きく動かす必要があるため、体の動きを妨げない服装を選びましょう。

運動しやすい靴がおすすめ

足元も重要です。ヒールの高い靴は危険なので避け、スニーカーや運動靴など平らな靴を選びましょう。また、靴紐がしっかり結べるタイプを選ぶと安心です。サンダルなどの足が滑りやすい靴は絶対に避けましょう。

 

四輪(クルマ)教習の服装ポイント

体の動きを制限しない服装を選ぶ

クルマの運転では、頻繁に体を左右に動かす必要があります。動きを妨げない服装を選びましょう。
ストレッチ性のある伸縮素材の服が適しています。動きにくいスカートやスーツは避け、ジャージやジャケット、Tシャツなどの動きやすい服装が望ましいです。

 

スニーカーや運動靴が最適

クルマの運転では、ブレーキやアクセルを確実に踏める靴が必須です。スニーカーや運動靴がよいでしょう。ヒールの高い靴や、滑りやすいサンダルは危険なので避けましょう。

 

ヒールのない靴を選ぶ

ヒールの高い靴はペダル操作の妨げになるだけでなく、事故のリスクも高くなります。必ずヒールのない平らな底の靴を選びましょう。

 

二輪(バイク)教習の服装ポイント

バイク(自動二輪)教習の服装に注意

バイクの教習では、転倒時の怪我を防ぐための服装が重要です。動きやすさと同時に、肌の露出が少ないよう気をつける必要があります。

 

適切なバイク(自動二輪)教習服装

 

・長袖の服装が必要

体の露出を防ぐため、長袖の服装が必須です。薄手のジャージや長袖Tシャツなどがおすすめです。

 

・長ズボンを着用すること

脚を保護するため、長ズボンを着用しましょう。ジャージなどの動きやすいものがよいでしょう。ハーフパンツなどは避けましょう。

 

・手袋が必要

手を保護するために、手袋の着用が必須です。バイク用のグローブの着用が理想的ですが、ないには場合は軍手でも代用可能です。

 

・長めの靴下を準備
靴から肌が露出しないよう、長めの靴下を準備しましょう。

 

・二輪用の靴を選ぶ
バイク専用の靴を選ぶのが理想的です。ライダーシューズやブーツをおすすめします。スニーカーの場合はしっかりとしたものを選びましょう。

 

教習所で避けるべき服装は？

帽子など頭を覆うものはNG

帽子やフード付きの服装は視界を遮り、危険な思わぬ事故につながる可能性があります。必ず避けましょう。

 

袖のないトップスは避けるべき

転倒時に肘や腕を保護できないため、ノースリーブやタンクトップなどの袖のないトップスは避けるべきです。

 

過度なオーバーサイズは避けるべき

過度にブカブカした服は、運転操作の邪魔になりやすいうえ、思いがけずドアやハンドルなどに引っかけてしまう恐れがありますので、避けたほうが無難です。

 

動きにくい靴は避けるべき

足元が不安定になりペダル操作の妨げになるため、ヒールの高い靴やサンダル、スリッパなどの動きにくい靴は避けましょう。

 

サングラスやカラーコンタクトはNG

視界の確保が運転の基本です。サングラスやカラーコンタクトを着用して教習を受けることはできません。
できるだけ自然な視界を確保しましょう。

目線がわかりにくくなってしまうものは、教習中の着用を控えるように決められていることがあります。教習中は、運転者の視線のチェックも行われるためです。

 

過度な装飾品は避けるべき

ネックレスや指輪などの装飾品は、運転中に引っ掛かったりして危険です。必要以上に付けすぎないよう注意しましょう。

 

この記事のまとめ

運転を安全に行うためには適切な服装が欠かせません。教習所では動きやすさを重視し、体の露出が少なく装飾品などに気をつける必要があります。記事で紹介したポイントを意識して、楽に運転に集中できる服装を選びましょう。