秋の全国交通安全運動とは
この運動の目的は、交通安全思想の普及や交通ルールの遵守、正しい交通マナーの実践、道路交通環境の改善などです。運動期間中は、交通安全教育や広報啓発活動などが集中的に展開されます。
指定自動車教習所に求められる役割
秋の全国交通安全運動に関する弊社取組みについて
教習所で野外音楽ロックフェスを開催
弊社では、従来の交通安全啓発活動に新しい風を吹き込むべく、教習所の敷地を利用した野外音楽ロックフェスを開催する運びとなりました。
この斬新な取り組みは、若い世代の興味を引きつけ、楽しみながら交通安全について学ぶ機会を提供することを目指して企画されました。
なぜ「教習所らしくない」取組みを行うのか?
一見すると、野外音楽フェスの開催は自動車教習所の従来のイメージとはかけ離れているように思えるかもしれません。
しかし、この「教習所らしくない」取り組みには明確な理由があります。
自動車教習所を「単に免許を取得する場所」から「地域の安全を支える拠点」へとイメージを転換させることを目指しているためです。
自動車教習所には「堅苦しい」「怖い」というイメージをお持ちの方も多いかと思います。その従来の堅苦しいイメージを払拭し、若い世代の方が自然に足を運びたくなるような魅力的な場所として提示できれば、交通安全のメッセージをより身近に・効果的に伝えることができると考えています。
「全国交通安全運動期間中に教習所へお越しいただく」ということができれば、交通安全啓発の最初の一歩は達成できると考えています。小さな一歩なのかもしれませんが、私たちはそう信じて活動を継続していきたいと考えております。
背景にある「安全で豊かな”地域社会”を育む」という企業理念
弊社の企業理念である「安全で豊かな”地域社会”を育む」は、単に交通安全を教えるだけでなく、地域全体の安全文化を醸成することを目指しています。
音楽フェスの開催は、この理念を具現化する取り組みの一つでもあります。
地域の若者たちが集い、交流する場を提供することで、安全意識の共有と地域コミュニティの強化に貢献してまいります。
ネヤガワドライビングスクールが「卒業したくない教習所」を目指す理由
弊社は、単に免許を取得するための場所ではなく、生涯にわたって交通安全を学び続ける拠点となることを目指しています。
「卒業したくない教習所」というコンセプトは、免許取得後も定期的に立ち寄り、最新の交通ルールや安全技術について学べる場所であり続けたいという願いを表しています。
そもそもですが、交通安全は生涯にわたって必要なもの。
免許取得のために通う教習には卒業がありますが、交通安全に卒業はないと考えております。
弊社の教習を卒業されたお客様が帰ってきてくれる。
「車でこんな所に出かけた」「運転中にこんなことがあった」
そのようなお話を聞けることが弊社の喜びであり、そのような場所であり続けたいと願っております。
また、この野外音楽フェスが開催できるのも「卒業生が帰ってきてくれた」ことがきっかけでした。
若い世代の方に交通災害が身近であることを伝えたい、どうすればこのメッセージを伝えることができるのか試行錯誤している中で、
弊社の卒業生であるthe paddles 柄須賀 皇司様との再会がありました。
彼らも音楽活動を通じて多くの方に想いを届けようと活動されている。
伝えたい想いの中身や、伝え方は違うかもしれないが、その根幹にあるものは共有できるものであり、彼らと一緒に活動する機会を設けることができました。
彼らと共にこのイベントを開催できることに喜びと希望を感じております。
さいごに
弊社が開催する野外音楽フェスは、単なる交通安全啓発イベントではありません。これは、地域に根ざした自動車教習所としての新しい形を模索する試みでもあります。
音楽を通じて若者の心に届く交通安全メッセージ、地域全体で作り上げる安全文化、そして世代を超えた交流の場。
これらを通じて、私たちは「安全で豊かな地域社会」の実現に向けて、一歩一歩前進していきたいと考えています。
代表取締役社長 田邉 武志