コラム Columns

コラム Columns

令和7年 秋の全国交通安全運動に関する弊社取組みについて

目次

    秋の全国交通安全運動とは

    秋の全国交通安全運動は、交通事故をなくすことを目的として、毎年春と秋に実施されている運動です。

    2025年の秋の全国交通安全運動は、9月21日(日曜日)から9月30日(火曜日)まで行われました。
    この運動の目的は、交通安全思想の普及や交通ルールの遵守、正しい交通マナーの実践、道路交通環境の改善などです。運動期間中は、交通安全教育や広報啓発活動などが集中的に展開されます。

     

    指定自動車教習所に求められる役割

    指定自動車教習所は、単に運転技能を教えるだけでなく、地域の交通安全センターとして交通安全意識の向上を図る役割を担っています。

    特に若い世代に対して、交通ルールの重要性や安全運転の心構えを効果的に伝えることが求められています。

     

    秋の全国交通安全運動に関する弊社取組みについて

    NEYAGAWA DRIVE ROCK FES.2025を開催

    昨年に引き続き今年で2回目となる野外音楽フェス「NEYAGAWA DRIVE ROCK FES.」を9月23日に開催し、20代の若者を中心に大変多くの方々にご来場いただきました。

    この取組は若い世代の興味を引きつけ、楽しみながら交通安全について学ぶ機会を提供することを目指しています。

     

    当日は、寝屋川市の広瀬市長をお招きし、出演バンドthe  paddlesの柄須賀さんと弊社指導員による「交通安全トークショー」をステージにて行い、自転車ヘルメットや他者への思いやりの重要性など、交通安全につながるメッセージを来場者の方々に伝えることができました。

     

    またその他にも出演バンドさんに協力頂き、バンドロゴ入りのフェス限定缶バッジを作成販売し、売上のすべてを公益財団法人交通遺児育英会さんに寄付をさせて頂きました。

    弊社のみならず、出演バンドや来場者の方々にもこのフェスが交通安全を趣旨としている事に賛同頂けた結果として大変大きな意義を感じております。

     

    そもそもなぜ「教習所らしくない」取組みを行うのか?

    一見すると、野外音楽フェスの開催は自動車教習所の従来のイメージとはかけ離れているように思えるかもしれません。

    しかし、この「教習所らしくない」取り組みには明確な理由があります。

    自動車教習所を「単に免許を取得する場所」から「地域の安全を支える拠点」へとイメージを転換させることを目指しているためです。

     

    自動車教習所には「堅苦しい」「怖い」というイメージをお持ちの方も多いかと思います。そういったイメージを払拭し、若い世代が自然に足を運びたくなるような魅力的な場所として提示できれば、交通安全のメッセージをより身近に・効果的に伝えることができると考えています。

     

    「全国交通安全運動期間中に教習所へお越しいただく」ということができれば、交通安全啓発の最初の一歩は達成できると考えています。小さな一歩なのかもしれませんが、私たちはそう信じて活動しております。

     

    背景にある「安全で豊かな”地域社会”を育む」という企業理念

    弊社の企業理念である「安全で豊かな”地域社会”を育む」は、交通安全を教えるだけでなく、地域全体の安全文化を醸成することを目指しています。

    このフェスの開催は、この理念を具現化する取り組みの一つでもあります。

    地域の若者たちが集い、交流する場を提供することで、安全意識の共有と地域コミュニティの強化に貢献してまいります。

     

     

    さいごに

    この「NEYAGAWA DRIVE ROCK FES.」は、単なる交通安全啓発イベントではありません。これは、地域に根ざした自動車教習所としての新しい形を模索する試みでもあります。

    音楽を通じて若者の心に届く交通安全メッセージ、地域全体で作り上げる安全文化、そして世代を超えた交流の場。

    これらを通じて、私たちは「安全で豊かな地域社会」の実現に向けて、一歩一歩前進していきたいと考えています。