「できるようになっている」と、気づきを与える人でありたい。
「身分証として必要だから、免許証を取りに来ました」
大学生のKさんは、受付で私にそんなふうに話してくださいました。
家族から言われ、仕方なく通うことにしたのだそう。そして、Kさんは車酔いが激しく、自分に運転は無理だと思っていらっしゃいました。
どうしたらお客様が少しでも楽しく、わくわくしながら通えるようになるだろう?
考えた末、私は「VIPプラン」をお勧めしました。
ポイントは卒業まで担当の指導員が専任で教えるということ。
実は、私も免許を取るとき、運転に対してとても不安を抱えていました。
できないことが出てくると、すぐに落ち込み、そしてまたできなくなる・・・。
そんな負の連鎖を断ち切ってくれたのは、
専任の指導員が長い目で見て、私のペースに合わせて教えてくれたこと。
だから、Kさんにも合うんじゃないかと思ってお勧めしました。
その後も、お見かけするたびに「教習は楽しいですか?」とお声かけするようになりました。
初めは不安そうな顔をされていたのですが、日を重ねるごとになんだか表情が明るくなってきました。
そしてあるとき私に
「楽しい!運転が好きになりました!」
そう言ってくださったときの感動は、この先もずっと忘れないと思います。
どうやって教習を進めていくことが最適なのか、お客様と一緒に考えることも、フロントスタッフの大切な仕事の1つだと思っています。
お客様はそれぞれ、初めてのことに対して不安を抱えていらっしゃいます。
私はなるべく、お客様の顔と名前を覚えて、ロビーやエントランスで見かけたときには、お声かけをするように心がけています。
私とコミュニケーションをとることで、自分が「できるようになっていること」に気付いてほしいんです。
そんな気付きがあれば、
教習は、運転は、必ず楽しくなります。
これからも「できないことが、できるようになるわくわく」が経験できる場所であり続けたいと思っています。
お客様がネヤドラに来て最初に接するのは私たちフロントスタッフ。
ネヤドラの第一印象は私たちで決まります。
だからこそ、不安を吹き飛ばし、少しでもお客様の気持ちを晴れやかにするため、私たちは今日も最高の笑顔でフロントに立っています。
MESSAGE
初めてのことなので、最初は誰でも不安です。でも、その気持ちは必ず「できた」に変わり、「楽しい」に変わります。それまで、サポートさせていただきますので、一緒に頑張りましょう。